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指し矩(さしかね)・指し金(さしかね)は、曲金(まがりかね)・矩尺(かねしゃく)・曲尺(かねしゃく)などとも呼ばれているが、仏教建築と共に中国から伝わったと考えられている。
法隆寺にある史料では、鎌倉時代に造られた聖徳太子像は、指し金を手にしているとあるが、四天王寺建立の際に、唐の番匠が持ってきた五種類の尺の中の一つを聖徳太子が選んだのが現在の指し金であるとされている。
古い文典や絵画等によると我が国では近代的な尺相当の目盛りが刻まれていた事が判明している。大工道具や工具の発達過程でまだ不明な部分が多くある。「曲尺」とかいて「さしかね」「かねしゃく)と読ませる様になった事は、尺相当の目盛りが刻まれていたと思われる。
工匠(こうしょう)は「さしがね」を敬い、謹んで扱っている。「作業現場でさしがねをまたいだり、踏んだりしよう物なら、親方から、たちまち怒鳴りつけられ、時には親方が手にしている物で殴られたものである。」と言った話を古老から聞いた事がある。
大工の事始めは一月二日で、早朝から二間の尺杖二本と墨差し二本を造り、奉書で巻いて「寿」と印し、紅白の水引で結んで家の前に飾ったと言う事もあった。また、床の間に、暮れの内からさしがねと墨壷をそれぞれ奉書で包み「寿」と印し、紅白の水引で結びお飾りし、お供えをして正月のお祝いをしたと言う事もある。

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