オーガニック塗料
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従来、人々は塗料やステイン、ワニス等に使用される原料や、含まれている化学成分にほとんど無関心でした。
事実、製品に何が含まれ、乾燥する時、燃やす時にどのような物質が空気中に放出されているか、ほとんど知らされていませんでした。製品のラベルにも成分の有害性ついての情報は全くないか、またはごく僅かしか表示されていません。
しかしながら、今や時代は変わり本物が見直される時代となりました。21世紀は本物だけが評価される時代です。健康住宅、シックハウス症候群、化学物質過敏症、環境ホルモンなども耳なれた言葉となりました。
環境用語であるエコロジーの「エコ」とはギリシャ語の「オイコス(住まう)」に由来する言葉で、元来「エコロジー」とは「住まうことについての学問」を意味しています。
住宅は食物、衣類についで”第3の皮膚”と云われ、人生の90%を屋内で生活する人間にとって快適な日常生活を過ごす上で極めて重要な役割を担っています。
「健康」と「安全」
Auro製品の原料は全て天然物で、亜麻仁油は農薬や化学肥料を使用しないバイオダイナミック農法で栽培した原料を使用しています。
その他原料にも人類が悠久四千年に亘り使用してきた太陽の恵みを受けた自然に優しい化学(Gentle Chemistry)の産物です。製品は「食住同源」の思想で開発されています。
「環境」と「自然保護」
Auro製品は原料の選択から生産、製造、流通、廃棄のすべての工程でLCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を採用、自然環境に負荷を与えないよう、また資源を枯渇させない環境に対する万全の取り組みを実施しているため塗料メーカーとして唯一、数々の環境賞を受賞しています。
製品の残余はコンポスト(堆肥)となります。
「高品質」と「高性能」
Auro製品は樹木が損傷から自己再生する際に分泌する樹脂をヒントにブレンドを重ねて完成、木部など下地とのからみつきが良好で呼吸作用を妨げません。
「経営理念」
今日、多くの企業によってグリーン(環境に優しい)の旗印を掲げて製品の販売活動を行うことは、絶好のビジネスチャンスととらえられ、時として従来の製品を販売するための隠みのにも利用されます。化学成分の含量を幾分減量したり、天然成分を若干量配合したりすることはその一例です。
Auro社は、持続可能な地球環境保全社会を目指してLCAの手法を製品開発に採用しています。Auro社は、1.地球の未来のために 2.家庭や職場のために 3.製品の成分は全て公表しています。
講演:「21世紀循環型社会における自然塗料の役割」
自然塗料の歴史と問題点
無溶剤型自然塗料の開発
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