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シティフォレストの理念を支えるYOKOHAMA−WAY
横濱金平のこだわり
WAYその1“手描きで思いを見えるようにする”
1:住まいは買う「モノ」ではなく、建てる あるいは プロの手を借りて一緒に創り出すこと。
なんとなくイメージがあるけれども良くわからない。図面で説明されても実はよく解らない。プロであっても立体で考えることは意外と苦手なのです。一緒に考えながら漠然としたイメージを顕在化させ、間違いや矛盾を整理して、自分たちが望む空間について、理解ができるまで何度も修整しながら、気兼ねなくやりとりができる手法です。必ず書き込みをして説明をします。クライアントも書き込みをして希望を伝えます。書き込みされていないことは、打ち合わせしなかったことです。言った、言わない、聞いていない等というのは絶対にあってはならない重要事項です。気兼ねなく変更や修整ができるのです。CADで書かれたものはきちっとしすぎて、何か汚したら悪いような印象を与えてしまい、近寄りがたい雰囲気があります。あいまいな要素を含む段階では、あいまいさもそのまま表現され、自分の意思決定がないと前にすすんでいけないことが理解される必要があります。このプロセスを通じて施主と設計者は価値観を共有することができると考えています。変更のできないところまで来てからイメージが違った、思っていたことと違う、図面で説明されても素人だからわからない、と、言ったトラブルを避ける意味からも手描き手法にこだわっています。重要な部分は強調したり、誇張したり、拡大したり必要な部分は絵画的に感情を表現することも可能です。基本は白黒がはっきりしたサインペンによる線描画です。
2:何が重要なのかを明確にすること。
施主の我侭、気侭を聞き「できること」「できないこと」「やってはいけないこと」「予算次第のこと」「部分と全体の関連性」特に一部変更した場合に連鎖的に変更や修整しなければいけない事を解り易く書き込みます。何よりも、手間隙をおしまずに施主のために仕事をしている心を表現します。
3:三次元を意識したスケッチの手法について
スケッチは1点透視図、写真を撮った時の上焼き奥行き感、視点の高さ標準1550h、背の低い施主の場合は応じて低くします。視覚範囲は35ミリ標準レンズ程度と若干の補正。この手法は経験則です。スケッチと竣工したインテリアとの空間認識の差がほとんどなくなります。素材感は表現しません。素材サンプルによって確認します。なによりも重要なのは、施主に空間を認識してもらうことです。
4:バーチャルCGとの違い
手描きとCGは補完関係にあります。CGは施主の入り込む余地はなく創造的作業ではありませんが、最終確認手段としては有効です。
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