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室内気候学へのご招待

4:今後の展望と技術的可能性
健康面と環境学の面で優れている家屋や建物というものは、内部の住人や外部の環境と相互に作用する真の「第三の皮膚」であるといえる。それ故、居住者の要求や希望を全て取り入れるか、ある程度抑制するか、私達を取り囲む環境形態を保持するか破壊するかは、建築材料の選択によって決まるのである。

しかし、ここで重要なことは、学問体系としての室内気候学にとどまらず、現実的視点から室内空気環境を捉え、生物学的要因(微生物、様々な空気成分の比率)、科学的な疑問(化学物質による室内空気の汚染)、新しく発見された物理的影響(電気的スモッグ)に対してについて、「標準的回答」を導く作業が開始されることでる。

建築材料の生産と消費による膨大な原料の変遷が、ほとんど論じられていない中で、メンブラン機能(第三の皮膚)を求めることは、建築技術が高度に工業化された社会にあって、自然に由来した動植物原料に置き換える作業だけでは解決しない。

社会的要求に応える努力は、研究領域を超えた、医学や最先端の科学技術を巻き込んだ、社会技術のロジックで構成される必要がある。最先端の技術によって、自然と太陽による膨大で潜在的な「合成力・分解力」エネルギー源が手に入るのである。


平成18年10月2日              
文責:横濱金平

参考資料
基本原稿は、故加藤道生氏と開催したセミナー(1997年及び2001年)の資料であるが、その後明らかになった部分を加筆した。資料の出典は、Dr.Hermann Fischer
日本国内では、ドイツを変えた「10人の環境パイオニア」今泉みね子著
NHK衛生放送「ドイツエコビジネス最前線」
TBS「宇宙船地球号」などで紹介された。

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